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住友林業の屋根材について思うところ

どうも、くしぱんパパです!
我が家では特に深く考えずスレート瓦(コロニアルグラッサ)を屋根材にしているのですが、
最近、本当に陶器瓦にしなくてよかったのかなと思うところがあったので、
記事にしようと思います。

●スレートと陶器瓦の比較

まずはくしぱんパパが思うそれぞれの利点です。

スレート
・イニシャルコストが安い

陶器瓦
・メンテナンス性がよい
・色落ちがない

断熱性とか重量とかは他でなんとかなると思うのであまり重視していません。
イニシャルコストの差額は見積もりを取ったわけではありませんが、
ネットで調べる限りでは1万/坪程度でしょうか。(約2倍)

●コロニアルグラッサについて

住友林業の標準のスレートはケイミュー株式会社の『コロニアルグラッサ』です。
LS30仕様に対応したものということで、メンテナンス性や色落ちについては向上しているようです。

下記リンク先より抜粋

KMEW ケイミュー株式会社(屋根・外壁・雨とい)|屋根材

とはいえ、30年にものぼる長い期間の話。
すでに変色してエラいことになってるスレートもよく見かける中でホントかいなということで、
コロニアルグラッサについて調べてみると

ケイミューのカタログに書いてあります。

どうやら2002年誕生した製品のようです。意外なことにすでに10年以上経過してました。
さすがに10年以上経過していると、色落ちしてたらネットに落ちてるだろうと「コロニアルグラッサ 色落ち」などなどで画像検索するとそれらしいものは見当たらず。
今のところ色落ちはしてない模様です。(もし見つけたら教えて下さい)
でも30年持つかどうかはわからないので、結局はメーカーの実証結果を信じるしかなさそう。

あと、コロニアルグラッサのメンテナンスプログラムを調べてみるとこんな感じでした。

コロニアルグラッサは上のほうです。

コロニアルグラッサのメンテナンススケジュール

10年に1度の点検は必要で、必要に応じて補修が必要だけど、足場をつくるほどじゃないみたい。
でもCASBEE建築物総合環境性能評価システムではスレートの耐久年数は30年とあることや、
住友林業やケイミューのメンテナンスプログラムにも再施工と書いてあるので、
やはり30年目には葺き替えが必要なようです。

住友林業の営業さんからいただいたメンテナンスプログラム

●陶器瓦はメンテナンス費用から回収できる?

住友林業の陶器瓦で私が知っている範囲は鶴弥の「スーパートライ」です。
そのサイトに書いてあるメンテナンスコストは以下のとおりです。

下記のサイトから抜粋

耐久性 | 瓦について | 【三州瓦】防災瓦の株式会社鶴弥

先にも書きましたがコロニアルグラッサの場合は10年目、20年目の足場は必要なさそうなので、
このコスト通りにはならないかな。
30年目は陶器瓦でも別のメンテナンスがあるため足場は必要になります。
となるとメンテナンス費用の差は30年目の葺き替え費用ぐらいなのかなと思います。

陶器瓦がスレートの約2倍の値段だとすると、30年めのスレートの葺き替えでトントンぐらいでしょうか。
つまり回収できるとすれば30年目以降になるということです。

●くしぱんパパの結論

以上の情報からくしぱんパパの意見はこうです。

スレート(コロニアルグラッサ)はメーカーの性能を信じるのであれば、陶器瓦と比較しても遜色はない。
ただ、まだ30年以上の実績はないので、本当に性能があるかどうかはわからない。

一方陶器瓦は性能に関しての心配は不要。
ただ、回収が30年以上は長過ぎるので、回収を期待するべきではない。
(貨幣価値の変動や、そもそも状況の変化で住み続けるかもわからないため)

というわけで、くしぱんパパがスレートにしたのを後悔したくないために書いた記事でした(笑)
別に回し者じゃないよ

 

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