どうも、くしぱんパパです!
お盆休み終わってしまいましたね。
くしぱん家は一度くしぱんパパの実家に帰った以外は
だいたい家でのんびりしてました。
家を建てた方みなさんが思われてると思いますが、
自分の家がやっぱり一番ですね。
居心地がよすぎて、ついのんびりしすぎてしまいました。
さて、今回は涼温房と24時間換気について書きたいと思います。
●涼温房について
まずはスミリンブロガーの皆さんの中で隠れた人気の『涼温房』についてです。
住友林業の公式サイトにはこのような説明があります。
涼温房は、風、太陽、緑という自然の恵みを活かして、夏のそよ風や冬の陽だまりのような心地よさを生み出す住友林業の設計手法です。
敷地ごとに周辺環境を考えながら、風の流れや日差し、そして緑の特性を匠に活かすことで、冷暖房機器に頼り切らない快適な住まいを実現します。
カタログとかに書いてあるので、家を建てるときに期待してしまうのですが、
実は家の打ち合わせには一切出てこなくて拍子抜けしたりします。
そんな涼温房ですが、くしぱん家の外構図兼平面図に書いてありました。
●くしぱん家の涼温房はどうだった?
実際に住んでみてですが、1Fの通風については思ったほどの効果は得られませんでした。
それには理由があって、こんな感じです。
- 東西のキッチンと和室の窓はプライバシーの関係で開閉がない
- 南北の窓はどちらも開閉があるが、北側の開口が小さく、かつ風の通り道が直線的じゃない。
と、1Fの涼温房は思ったほどの効果はありませんでしたが、
2Fのほうは効果ありました。
図に表すとこんな感じです。
風の通り道がほぼ直線的であることと、開口面積がどちらも同じくらいの広さだからだと思います。
2Fということでそれほどプライバシーを気にすることもないので、
しっかり涼温房の恩恵にあずかれました。
ただ、気温が30℃を超える7月に入ると涼温房どころじゃなくなってしまいました。
自然の風といっても、夏の暑さには勝てませんでした。
●涼温房の注意点と24時間換気システム
自然の風を取り入れるとしても注意が入ります。
それはトイレの窓を開けることです。
トイレの換気のためと窓をあけると、トイレの空気が室内に流れていきます。
その原因になっているのが24時間換気システムです。
施主が希望しないかぎり、住友林業の24時間換気システムは第3種換気です。
第3種換気の場合、排気が機械なので、家の中が外に比べて気圧が低くなります。
そのため、窓を開けると外の空気が家の中に入ってくるので、
トイレの窓を開けると家の中にトイレの空気が流れていくのです。
くしぱん家の空気の流れはこんな感じです。
基本的にリビングからキッチンに空気が流れるように設計されてます。
トイレにも換気扇はありますが、トイレの窓を開けることで、その換気扇の排気効果はなくなり、
トイレの空気がリビングに流れてくるようになります。
●涼温房と24時間換気システムの使い分け
窓を開けると24時間換気システムは意味をなさなくなるので使い分けは必要です。
ポイントはフィルターを通すかどうかです。
24時間換気システムの給気口はデフォルトで花粉対応フィルターが入ってます。
窓を開けるとこのフィルターを通らない空気が入ってくることになるので、
花粉の季節や外の空気がよろしくないときは
素直に窓を閉めて、24時間換気システムで空気の入れ替えをしたほうがいいでしょう。
以上、涼温房についてでしたが、ほぼ風の通りばっかりになってしまいました(笑)
まぁ、日差しについては特に書くこともないですしね。
緑の設計での南に落葉樹、北に常緑樹はなるほどと思ったので、気になる方は公式サイトを見てください。
では
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