くしぱん家が太陽光発電・エネファームを導入しないわけ

どうも、くしぱんパパです!
今回は太陽光発電とかエネファームとかエコ住宅設備について話をしたいと思います。

ブログを始めた最初方法の記事でエコ住宅設備を導入しませんでしたと書きましたが、
つっこんだ話になります。

●導入しなかった理由『他の設備と考え方が違う』

くしぱん家の一番のコンセプトは『住み心地のよさ』です。
これまで導入した提案工事は大体『住み心地』か『デザイン』に直結します。
じゃあ住宅エコ設備はどういった位置づけかというと
ずばり『投資』です!

長期的な視点でCO2排出量を減らして環境負荷低減に貢献するという目的なら別ですが、
大体は売電して収益を上げる意味合いのほうが強いのではないでしょうか。
お金を払って収益を上げるのであれば、やはりそれは投資になります

●投資と考えた場合の観点は

お仕事をされている一部の方には当たり前かと思いますが、観点は投資対効果です。
そして投資対効果は基本的に比較検討します。
その比較は『投資した場合』と『投資しなかった場合』です。

●見落としがちな『投資しなかった場合』

投資した場合の効果は簡単です。

投資した場合の効果=発電量×売電価格 ※売電量ではない

じゃあ投資しなかった場合の効果はいかがでしょうか。
太陽光発電を200万、10年で回収すると計画した場合、
太陽光発電を導入しなかったら、その200万を運用して年1.6%の金利がつくと考えます。
(1.6%は2015年11月現在の1部上場銘柄の平均配当利回り)
すると200万は10年後に約234万になっています。
つまり投資しなかった場合は1年に約3万4千円得することになります。

太陽光発電200万を10年で回収する計画とした場合、
判断は以下のとおりです。

太陽光発電を導入する条件
投資した場合>投資しなかった場合
1年間の発電量×売電価格>23万4千円/年

※株式運用で表現しましたが、ローンを借りて太陽光発電を導入していても
その住宅ローン金利で同じことが言えます。

●くしぱん家はどういう判断したの

投資した場合の効果を見積もるためにはしっかりリスクを押さえておく必要があります。
くしぱんパパが考えたリスクは以下のとおりです。

  • 想定してた発電量が出ない
  • 売電価格の低下
  • 故障リスク/メンテナンス費用
  • 撤去費用

発電量はいろいろシミュレーションはありますが、結局のところよくわかりません。
天候に依る部分も大きくリスクは高いと思ってます。

売電価格も10年固定されるようですが、年々低下していってます。
国からハシゴをはずされることはないと思いますが、
制度が破綻するリスクもあると思ってます。

またメンテナンス費用も顕在化してないだけで、
そのうちブログネタになりそうな気もしています。

あまり考えられていないのは撤去費用です。
形あるものなのでいつかは撤去する日がやってきます。
そのときは『工事費用』『処理費用』が両方かかります。
工事費用は設置費と同じくらいかかるみたいです。
処理費用はまだ処理方法そのものが定まっておらず、
将来的に有料になる可能性があります。

くしぱん家的に設置する条件はまとめるとこんな感じです。
設置工事費用×金利 + メンテナンス費用 + 撤去費用 < 売電価格 × 想定している年数

くしぱん家はこの想定している年数を10年で検討しました。
情勢の変化や技術の進歩、設備として正常に稼働すると思う範囲として10年にしました。
やはりリスクも高いが、自分で考えてもわからない部分が多いので、
住友林業と積水ハウスの営業さんに10年で回収できるか聞いてみました。
お二人とも優秀な方ですが、キッパリ無理だ」と回答していただきました。
この時点でくしぱん家はエコ住宅設備を導入しないことを決めました。

でも今の賃貸と比較して給湯器はエコジョーズに変わるし、
断熱性能も上がると思うので、光熱費そのものは下がると思ってます。
年間電気代10万、ガス代9万なので、どれだけ下がるかは楽しみにしています。

ということで、今回エコ住宅設備は導入しませんが、
注意することは『今』導入しないだけであって、
将来しっかり収益性が見込めれば導入しようと思います。

 

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